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【名前】いわっち 【出典】ゲームハード(実在人物) 【人物】 天才プログラマー社長。かなり聡明な頭脳を持ち、尚且つたびたび公へ顔出しをする積極性も持ち合わせている 紳士的で優しい性格。猫相手にも対等に接する。 容姿はメガネをかけた50代の男性。だが、年齢よりも若干若く見える。 バトルロワイヤルにおいて、ひろゆきに対して直接”停戦”の意思を伝えようと試みる 【特徴的な口調など】 【あだ名】 【能力と制限】 【解説】 任天堂の社長である岩田聡の愛称。 以下、ネタバレを含む +開示する 本ロワにおける動向 【スタンス】 殺し合い反対 【勝利時の願い事】 【本編での動向】 登場話数 タイトル 出来事 No.12 とうとう11月が来てしまった! 初登場 No.36 すべては、セカイ動かすために。 クタタンと対面。ギコ猫との出逢い No.57 Knight of Nights ギコ猫を治療。作戦に目処を立てる No.75 アクシデントは突然に マッマに言い負かされる No.85 茶鬼 テレビ局にて No.89 どうしてこうなった 戦略を立てる 【キャラとの関係(最新話時点)】 キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 しぃ 仲間 しぃさん 拾う とうとう11月が来てしまった! クタタン 敵対 クタタンさん すべては、セカイ動かすために。 ギコ猫 通りすがり すべては、セカイ動かすために。 やる夫 通りすがり アクシデントは突然に やきうのお兄ちゃん 通りすがり アクシデントは突然に 畜生マッマ 通りすがり 言い負かされる アクシデントは突然に チハ 通りすがり アクシデントは突然に グンマー 通りすがり アクシデントは突然に クマー 敵対 襲撃される 茶鬼 ポルナレフ 仲間 協力関係になる どうしてこうなった 【最終状態】 【座標/場所/日数/時刻】 E-2 テレビ局・地下駐車場/1日目・午前
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モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!! ◆GM1UsJ3g8. ____∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~' ____(,,゚Д゚)< ハッ…ここは…? UU U U \________ 強烈なデジャブ。 ギコ猫は懸命に走った結果、何時の間にか自分が何処にいるのか分からなくなったらしい。 「ひろゆきに従って殺し合いに乗るのは癪だが、俺はこんなところで大人しく野垂れ死ぬつもりはない せいぜい、本能に従って足掻かせて貰うぜ」だとかほざいていた数十分前が恥ずかしい。 不甲斐ない自らに叱責する。 なにが「逝ってよし!」だ。このままじゃあ自分が露頭を彷徨い野垂れ死ぬだけじゃないか。 後先考えないで行動するからこういう目に遭うんだ。 幾ら責めても責めても、取り返しがつくはずもない。 これだから、彼は何時まで経ってもギコ猫なのだ。派生元はいくつもあるはずなのに、ギコのまま。 いうならそれは就職もしないでダラダラしているニートと同じ。まったくもって、自分を恥じるしかない。 未来、不屈の忠誠を以て「聖なる騎士」と称えられることとなる猫とは思えないほどの、失態。 まだあわてるような時間じゃない。そうはいうものの、という話である。 本当にこの猫は一体全体なんのために―― ∧∧.∩ ∩_ ・∵’、 ←語り部 ( )/ ⊂/"´ ノ ) ⊂ ノ / /vV ( ノ し'`∪ (ノ そろそろうっさい。 脳内で響く声にアッパーカットをかます。 幻聴か? そんなに俺は疲れてたっけな……。 どれもこれもあいつらのせいだ。 結局俺は、いつもと同じく「逝ってよし!」って言うしかないんだな……。 けれど確かに俺は迷ってはいた。 道に。 ここがどこなのか、よくわかっていなかった。 まあ、わかったところで何処かに行こうだなんて考えてはいないからいいっちゃいいんだが。 と、そんな事を考えていた時であった。 俺が前を向き、少しでも今現在の状況を確認しようとした。 変な奴がそこにいた。 猫の夜にも強い目で、捉えた。 ハ,,ハ ( ゚ω゚ ) / \ ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ ヽ ヘ } ε≡Ξ ノノ `J 逃げたいと思った。 猫耳は案外俺としちゃあ高ポイントだが、あれよ。 何あのスキップ。 独特のフォーム。何だか絶対関わっちゃいけないパターンだろ、これ。 知ってる知ってる。 だから俺は逃げようそうしよう。 絶対良い目にあうわけねーじゃん。馬鹿なの? 死ぬの? はあ、いいやあいつも「逝ってよし」。 そう思った、その時だった。 逃げようと思いつつも、それでも足を止めて謎なそいつを観察していたら――。 ∧∧ (,,゚Д゚) ⊂ ⊃ ~| | ,, し`J ハ,,ハ (◇ω◇) / \ ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ ヽ ヘ } ノノ `J 目があった。 目と目があった。 向こうの目が光った。 懐中電灯の向こうから目が光った事を優に想像ついた。 相手の殺意が全身を駆け巡る。 圧倒的に明確な、殺意。――俺の存在を拒もうとする、意志。 相手が近づいてくる。 どんどんと闇に隠れていた輪郭も、明確になっていく。 そして、俺は目を疑った。 その手に握られていたのはボウガン。 さっきのやつとは大違いで、――人を、無論猫も余裕で殺せる。 思わず真面目な口調になってしまうほど、俺は生命の危機を感じた。石なんかとは、まるで異なるのだ。 ……。 ……あれ、これって余裕にピンチじゃね? ……。 ……。 「ゴラァ!!」 俺は急いで背を見せ逃げる。 猫であるとはいえ本能的な恐怖に勇気は勝らない。 サバイバルナイフで切りつけるのも、確かに手としてはあるが、それはあまりに非効率的であった。 流石に策も無しに、ボウガンを持っているような相手に突貫するのは、憚られる。 だから俺は学んでいるのかいないのか、再び何も考えずに地面をけり上げる。 疾駆するも相手も中々に早い。 距離が開かない最中、あいつは痺れを切らしたのか、ボウガンを射る。 飛来する矢。 俺の横を通り抜ける。 微かに俺の黒が、青白くなったのを感じた。 「――! オイオイオイオイオイ!!」 冗談じゃねえぞ! せっかく前回格好よく決めたんだからこんなとこでくたばりたくねえよ! くそっくそっ、どうすりゃいいんだ俺! 「とりあえず、おまえは逝ってよし!!」 「――お断りします」 俺の精一杯の見栄も軽く流される。 流石にこんな逃げてる最中にこんな事言っても締まらないらしい。 変なことを学んだ。 走った走った、走った。 今はもう何も考えないでひたすら駆けよう。 そして二度目の矢が飛来したのを、音で感じ、避けきったと確信する。 どうやら、俺の黒色の毛は、うまく闇に溶け込んでいるようだ。懐中電灯の光も、走っているからか留まり続けない。このままなら逃げきることも、可能じゃね? と、推測したその時――ふと俺の前に新たな光が表れた。 ……いや、俺はそれを人として見ていいのだろうか。 ずんぐりむっくりとした胴体に、やけに丸っこい顔。 そんな顔からは想像できないほど凛とした、それでいて可憐な声で声をあげる。 「モッピー知ってるよ。あなたが殺し合いに乗ってるってこと!!」 俺からはずれて、その声の主に当たりそうになった、と思ったところそいつは華麗に避ける。 その過程で目の前のお断り野郎(命名俺)に対して、ずばりと言い放つ。 だけどそれは誰だって分かる。俺だって分かる。 「だからモッピーは知ってるよ。あなたたちみたいな人を殺せば何事もなく平和に終わるって!!」 ……は? と俺が呟きを洩らそうとした時。 何か知らんがそれは始まろうとしていた。 ――三又の槍を握る少女っぽいなにかが、ボウガンを握る変な奴に迫るところを。 明らかに天下一武道会でも開きそうなそれ。 俺の耳朶を通り抜けた頃には、少女っぽい何かは、その姿を晦(くら)ましていた。 疾風の如く(流石に比喩だけどな)走り抜ける少女(に面倒だから統一)は、お断り野郎との距離を詰めた。 そいつはそのボウガンで一射するが、それは間一髪のところで避けられた。――ってなに俺は冷静に観戦してるんだ。 この隙に逃げるぜ。 卑怯? なんとでもいえ。 俺はギコだからな。ギコハハハ!! さっさと決心すると俺は、今まで走ってきた方向に。 つまりはさっき少女が現れてきた方向へ懸命に向かう。 「お断りします」 逃げ出した俺が、最後に聞きとれた言葉はその言葉であり。 その後の事は知らん。勝手にやっとけ。 ったく、走ってばっかだな。今の心境は――言うまでもなかった。 【C-2/1日目・深夜】 【ギコ猫@AA(FLASH「K」)】 [状態] 打撲(小) [装備] サバイバルナイフ@現実 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、コロちゃん@家族が増えるよやったねたえちゃん、ランダム支給品0~1 [思考・状況] 基本 生存優先 1 本能に従って生き残る 2 仲間なんて煩わしいので作るつもりはない 3 磨呂、お断りします(名前未確認)、モッピー(名前未確認?)を警戒 4 ひろゆきはマジで逝ってよし ※どこへ移動したかは次の書き手の方にお任せします ※何故か迷子らしいです(PDAを見ると言う案が出てない模様) 「お断りします」 と言いだして、お断りしますはあっさりと逃げ出した。 もとより予備の矢数がなかったというものもあるし、そもそもまだ無茶な戦いをするべきでないと判断したからだ。 武器があるのなら、強力な武器を手に入れてからでも、全然問題ない。 流石の彼も、自らの命の所有権は「お断り」できなかったのか。はたまた別の懸念でもあったのか。 ともかく彼は、ギコ猫が逃走を始めたと同時に、踵を返し走りだした。 途中までは、少女っぽいなにか――モッピーが追い掛けてはきたが、なんとか振り切った。 残りの矢数を数える。 三回、放った。 つまり残りは、八本。中々無駄遣いが出来なくなった。 だけど、ならば万物に対する否定を諦めるのか? ――それこそ否!! 断じて否!! 彼がお断りしますであるからには――否定の道を諦めるわけにはいかない。 既に一人、殺したのだ。 否定の修羅への道は――既に後戻りできないところまで進んでしまった。 そうだ。 ひろゆきの存在を否定しなければ――殺さなければ。 そのためには、あくまで慎重に。されど確実に、あまねく人間の鼓動の音を狩らねばならぬ。 次、モッピーと邂逅を果たす時、ちゃんと戦えるように。 彼は装備を整え、冷酷に、殺戮劇を繰り広げる。 だから、ひとまずは――武器の整えることを優先しよう。雑魚には無論、容赦なしだ。 「――俺は、お断りします」 魔法の言葉、「お断りします」 彼を修羅へと変える言葉は――またも飽きずに、木霊する。 【C-2/1日目・深夜】 【お断りします@AA】 [状態] 健康 [装備] ボウガン(1/1)@現実 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=01】)、ニニフと炒飯セット@AA、草刈り鎌@現実、予備の矢×7 [思考・状況] 基本:全てに「お断りします」。 1:他の参加者を探して殺す 2:今の武器よりいい物が他にあるなら、手に入れたい ※野球場は今の所真っ暗です。電源を入れれば灯りは灯ります ※野球場・スタンドにショボーンの遺体が、その傍に空のバッグと基本支給品(食料、水無し)が放置されています 「モッピー知ってるよ……。逃げられたんだね……」 長い黒髪のポニーテール。 ぷっくらとした頬や肢体やや胴の足りないシルエットは、一目見たら忘れたくとも忘れられないであろう。 そんなイメージをさせる生体の名前は、本人が何回も繰り返している通りモッピー。 どこかのアニメキャラを彷彿とさせるよう容姿であった。 「……むむむ、これじゃあモッピーの立てた目標があやういよ!!」 彼女の立てた目標。 それは――マーダーになっている人物を倒す、そして殺す。 俗に言うマーダーキラーである。 彼女はもとより、正義感の強い性格ではあった。 だけど彼女をいちばん奮い立たせたのは――手にもつ武器の強大さである。 「これがあれば……みんなを守れる……っ!」 全体を黄金で塗られた三又の槍。銘をグングニル。 曰く、狙ったモノは必ず貫くとまで言われている。 そんな武器を持っていれば、非力な参加者を護ることだって、決して難しい話じゃないだろう。 確かに、殺意を抱いたからと言って殺し返すと言うのは極端な話だが――この場では、極端な論でも十二分に成り立ってしまう。 そもそもの話、生と死が天秤に掛けられている時点で、極端も糞もないだろう。 殺さなければ、殺される。 殺さなければ、誰かが殺される。 この場に置ける、突き詰めつくした真理。 「モッピーは、知ってるよ。ここじゃあ、人を殺すのだって――!」 仕方のないことなんだ。 そう言って。 誤りに気付きながらも、見て見ぬふりをする。 いくら罪あるものであろうとも、殺すことは、絶対的に間違っている。全然仕方のないことではない事を。 「モッピーは、知ってるんだ……」 モッピーは、呟きを洩らすと。 グングニルを掴み直して――前を向いて、静かに歩く。 【C-2/1日目・深夜】 【モッピー@アニメサロン】 [状態]健康 [装備]グングニル@FLASH「グングニル」 [道具]基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品0~2 [思考・状況] 基本:殺し合いに乗ってるものを殺す 1:とりあえずうろつく ※アニメISの篠ノ乃箒との関係性は不明です。 【グングニル@FLASH「グングニル」】 FLASHアニメ中に登場した槍。金色をしている。 狙ったモノは必ず貫くとか何とか。 No.13 殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! 時系列順 No.15:ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。 No.13 殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! 投下順 No.15:ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。 No.01 【今だ!】画像も張らずにバトロワとな【2ゲットオオオォォォ!!】 ギコ猫 No.36 すべては、セカイ動かすために。 No.06 Across the――――/お断りします お断りします No.59 意思が混ざり合う時、事件は起こる モッピー No.38 Bump of Belgianeso
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防具類・衣類 アイテム名 出典 解説 所持者変遷 ひかりのこな ポケットモンスター キラキラと光る粉が相手の目を惑わす、らしい。体に振りかけて使用 一等自営業→やきうのお兄ちゃん 複合装甲 現実 T-72の表面に施された装甲。現代主力戦車の主砲には耐えられないが、側面からのRPG-7程度なら防御可能。神様補正があればあらゆる攻撃を防げるが…… T-72神(初期装備) アロハ調館内着 現実 スーパー銭湯などでよく貸し出されるアロハシャツのような館内着。おそらくかなりの軽装であると思われる。 (現地調達)カーチャン ライオットシールド 現実 警察や軍隊などで採用されている軽量の盾。ポリカーボネートという透明な素材で作られている。多少の防弾性能があるが、それほど優れていない。どちらかというと鈍器などに対して有効。重さは5キロ程度。ポピュラーなものとしては一般的な男性の頭から膝までを覆える程度の大きさだとか。 イズン様 熱光学迷彩服 攻殻機動隊 いわゆるステレス迷彩だが、制限によってカメレオン機能は無い。迷彩柄なので草むらなら上手く隠れられるかもしれないが……ただ、熱を発しない機能は付いているため、息を潜めるだけでもだいぶ気配を探られる恐れを減らせる。 グンマー 防弾ベスト 現実 銃弾を威力を押さえ込むベスト。限度があるため過信は禁物。重量があるためある程度の筋力がないと動きづらい。 カーチャン 一番いい装備 エルシャダイ 白を基調とした防具。体を覆う部分は意外と少ない。攻撃を受けると砕ける。 竹安佐和記 キック力増強シューズ 名探偵コナン 外見はただの赤いスニーカーだが側面のスイッチを入れてサッカーボール等を蹴ると木を倒したりドアをへこませるぐらいの威力がつく。でも小学生用のサイズなので大人は多分履けない。 ミルコ・クロコップ ハイヒール 現実 女性のファッションアイテム。これに踏まれたい特殊な趣味の方もいるとか。現実にやると骨が折れかねないので注意。 (現地調達)エルメス→やる夫 しまむらのパワードスーツ AA 機動力は未知数だが、筋力を補強出来る上に頭以外を覆える装甲を持つ。価格は1480円だとか。 ぼっさん→ノリさん 根性ハチマキ 現実 白地の布に豪快に「根性」としたためられたハチマキ。中央の日の丸がチャームポイント。外国人が見たらウキウキしてお買い上げしそうなこちらの品は、映画版の原作でも支給された品。支給先の生徒が恋人と一緒に崖から身を投げちゃったので活躍の場?は無かったけれども。 モララー
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cw-ch 別名、幸せちゃんねる 他・・・の、呼び名のひとつである。 避難所的なわいわい版と違い、幸せ本スレとして、L氏が立てた。 当初、トップページに牛の絵が張られていて、L氏の遊び心がある掲示板だったが 現在は、L氏卒業の為、閉鎖している。
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見てる 私は膝を折らず尻を突き出す姿勢で落ちた いや、落とした髪飾りを拾った。 膝上のミニのチャイナドレスの中は下着は着けてない。 「やだぁ少し壊れちゃった」 そう言いながら埃を払う。 彼の目標は遥かに高く、私が入る隙間なんてない どんなに功夫を積んでも私を見てくれる事はなかった。 でもやっと私を見てくれた それがどんな形であれ嬉しかった。 「ほら、ここ、欠けた所目立つかなぁ?」 晶の前に本当はどうでもいい髪飾りを見せる。 片手は膝に重心を置いてグッと胸元に腕を寄せると 開いた胸元から乳房がこぼれ落ちんばかりに溢れ出る 「……いや……これぐらいならわからないんじゃないか」 そう答える前に小さく晶の喉が動くのが見えた。 ねぇ、ちゃんと見てくれた? そんな事を幾度となく繰り返す私を、晶は頭の中で抱いてくれただろうか? 自分の指を口の中に入れ舌を弄びながらそんな事を想像する。 どんな風に私を抱くの? 唇から唾液を絡ませた指を乳房に這わせ 自分の掌では納まりきれない、それに指を強く食い込ませながら 揉みあげると形を変えながら揺れた…… ぷるるっと震えるように揺れた乳房の先端が頭をもたげ始めると 刺激を与えるように指先で転がす。 「あ、あんっ、あっ…」 もっと、もっと触って…… 彼が男になる所を考えながら身体を責める 「あっ、あっ…はぁっ」 ヌルッと溢れる粘膜で覆われたクレヴァスに指を探らせ 赤い突起を擦るように指の先で刺激する 「ふぅ、んんっ…あぁ」 触れる度に甘い痺れが響き、閉じた膝がゆっくり開いた。 開かれた花弁から受け入れるように溢れる蜜がシーツを濡らしていく 「んんっ、あぁ…」 蜜の流れに逆らって指を沈めると膣壁が絡みつくように奥へ誘う 「あぁ!…っ、イイッ!……もっと…欲しいの」 片手で乳房を刺激しながら、自らの指でかき回すように突いた。 「はぁっ…あっ、あっ……イクッ…晶っ…あぁあっ」 頭を枕に沈めるように首を仰け反らせ、虚ろな瞳が熱っぽく潤んだ。 今日は前ボタンを少しづつ緩めてみた。 晶と組み手の最中 激しい動きに服の継ぎ目が耐えられずに弾けるように胸が躍り出る 「……っやっ!……」 わざと間を置いて両腕で胸を寄せるように隠した。 「やだ……上着貸してよ」 「あっ……あぁ…」 晶は少し呆けたようにしてたが、脱いだ上着を肩に掛けて来た 彼に谷間が見えるように身体を据えると肩に掛けた手が止まる。 「……パイ」 置いた手が熱を帯びてるのが判る。 あぁ、私が欲しいのね きっと喉はカラカラで今すぐに満たされたいでしょう。 ……でもダメ、一度でも抱いたらもう私の事を見てくれなくなる もっと私の身体に焦がれて、頭の中で求めつづけて。 「どうしたの?晶、顔が怖いよ?」 肩に置かれた手から逃れるように一歩下がる。 「いや……すまなかった……」 晶は戸惑うように目を伏せると、振り返らずに足早に出て行った。 ……もういっそうの事、私を滅茶苦茶にしてくれても良かったのに そうしたら嫌いになれるかもしれない。 そんな自分勝手な事を考えながら、喉の奥が締め付けられるように痛かった。 本当に求めてるのは私の方 潤うことの無い渇きを癒す為に、今夜も彼に焦がれて 私は私を抱くのだろう。
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ステマ ~Stealth Murder~ ◆shCEdpbZWw 巛彡彡ミミミミミ彡彡 巛巛巛巛巛巛巛彡彡 | i フッ | ⌒ ⌒ | | -・=- , (-・=- | (6 ⌒ ) ・ ・)( ^ヽ | |. ┏━━┓ | あーあー、まったくかなわんわー ∧ | ┃ヽ三ノ ┃ |/\\ヽ ┗━┛ ノ/ \ \ヽ. ─── /|\ ノ7_,,, 、 (⌒、"⌒ソ⌒ヽ- イノ `、 ( ィ⌒ -'"",う ~''(_)(_)(_)(_)ソ-ィ ヽノ ,イ^ _ヽ /`、_, ィ/ ヽ ヽ─//,ィ'"/ / `、 ) / / i 愚痴るようにして関西弁の男が起き上がる。 プロ野球選手、中村紀洋――御年39歳。 高校時代には無名の公立高校を甲子園へと導き、プロでは390本のアーチを描いてきた。 ほんの僅かとはいえ、メジャーのグラウンドにだって立った、そんな一流のアスリートだ。 にも関わらず、世間の彼に対する風当たりは冷たい。 彼に付き纏うイメージは幾度と無く行われた"銭闘"行為などからくる黒っぽいものであった。 だが、そのことを彼は気にも留めない。 39歳の自分がプロ野球の舞台で第一線で働けるのももう残り僅かという自覚があった。 超一流の証である400本塁打、そして2000本安打にもう一歩というところまで迫った今。 彼は「ノリさん」という名の持つブランドイメージをそんな黒さを吹き飛ばすほどの輝きを持たせねばならぬと考えていた。 そのためには懐に憂いを感じることなく野球に打ち込めるだけの収入は必要不可欠だ。 引退後の身の振り方も定まっていない今、プロとして"カネ"にこだわる彼の姿はある意味で正しい。 チームは今年も惨たらしく負けを重ね続けた。 それでもなお、プロである以上は最高の状態でグランドに立ち続けねばならない。 リターンにこだわるプロだからこそ、そこに至るまでの準備だって当然手は抜けない。 だからこそ、消化試合だった残りの試合や秋に控えるキャンプでもう一度鍛えなおそう。 ノリさんはそう考えながら自宅で眠りについた……はずだったのだ。 ……が、気がついたら何やら訳の分からない場所にいて。 そこで唇の特徴的な変な男に殺し合いをするように命じられ。 まるで見せしめにでもするかのように3人が殺されるのを見て。 そしてまたそこで意識が飛んで現在に至る。 「何でワイがこんなことに……」 思わず愚痴るノリさんだったが、そんなことで状況が好転するわけがない。 何せ、口にした通り自分が殺し合いに巻き込まれる心当たりなんてないからだ。 プロ野球の世界はある意味で生存競争である。 レギュラーの枠を巡って……それはつまり自らの生活、いや人生を賭けての争いだ。 そんな世界に20年以上身を置いて生き残ってきたノリさんとはいえ、本当に生命を賭けての争いなど経験が無い。 「と、とにかく……誰かに襲われたらたまらんからな」 自分から打って出るにしろ、あるいは向かってくる敵を迎撃するにしろ。 手持ちのカードを確かめてみないことには話が始まらない。 早速ノリさんが傍らのデイバッグに手を突っ込んだ。 「何やこれは……名簿、か?」 ズラリと65人の名前が連なった名簿を手にノリさんは首をかしげる。 それもそのはず、「中村紀洋」で探したところでその名前で彼は掲載されていないのだから。 数分名簿とにらめっこをしたノリさんは、ようやくその他の名前が凡そまともな人間の名前でないものが多いことに気づく。 「どうなっとるんや……? こんなやる夫やらクマーやら……よ、よるかみつき……か? とにかく普通の人間の名前とは思えん名前ばっかりやないか」 そこに気づいたノリさんは、ようやく自分の名前と思われる「ノリさん」にあたりをつけた。 「つーか、まず間違いなくこれがワイのことやろな。 まったく、面倒くさいことしおって……」 たかだか自分の名前を探すだけで手間取ったノリさんに苛立ちが募り始める。 しばらくそのふざけた名簿と格闘するうちに、あるひとつの名前に目が留まる。 「……これって、もしかしてあいつのことやないか……?」 ノリさんが指差す先にある名前は「加賀」だった。 「なんであいつも殺し合いさせられとるんや……?」 ノリさんは自分と「加賀」の共通点を必死に思案する。 つまり、ノリさんの脳内はこうだ。 確かに「加賀」はベイスターズのチームメイトだ。 だが、ポジションも違えば年齢もかなり離れており、その他大勢のチームメイト、それ以上でもそれ以下でもないのがノリさんの認識だ。 そんな二人がこの殺し合いの舞台に呼び出されている……それが意味するものとは……? ひとしきりうむむ、と唸ったノリさんではあったが、 「ダメや。全然意味が分からへんわ。 ……まぁ、ワイの知ってるのはこいつくらいしかおらへんしな。 あいつに死なれたらウチのブルペンは本気でヤバいし、何より寝覚めが悪いからな……」 ……というわけで、ノリさんは当面の目標を「加賀」との合流に定めることとした。 これが壮絶な勘違いであることを彼はまだ知る由も無い。 この場に呼び出されているのは、横浜DeNAベイスターズの中継ぎ・加賀繁投手などではない。 太平洋戦争において主力空母として活躍した航空母艦「加賀」であるのだ。 「……って、アカンアカン。こんな名簿なんかに時間取られてしもたわ。 まず、武器や武器! 丸腰は勘弁してほしいからな」 思い直したノリさんが再びデイバッグに手を伸ばした。 しばし、ゴソゴソと中を漁るノリさんだったが…… ぬめっ。 妙な弾力とひんやりした感触を覚えたノリさんは、思わず驚いて手を引っ込めてしまう。 「な、何や……?」 再び恐る恐るデイバッグに腕を突っ込んだノリさんは、えいやとばかりにその妙な何かを取り出す。 「……」 掌の中にあるものを見てノリさんの顔が引き攣る。 ノリさんの手の中にあったもの、それは…… どう見てもこんにゃくです、本当にありがとうございました。 「ちょっ、ふ、ふざけんなや……! おま、こんにゃくでどうやって殺しあえっちゅうねん!?」 思わずツッコミを入れてしまうノリさん。 そのまま地面にこんにゃくを叩きつけてしまいたくなる衝動をどうにか抑えながら呟く。 「ま、まぁ食糧が他人よりちょっと多い、って思えばええんや、うん」 どうにか気持ちを落ち着かせながらさらにデイバッグに手を伸ばすと、ちょっぴりしっとりした紙が一枚。 「ん? これはこのこんにゃくに付いてきた紙やな? なになに……使い方? ご丁寧にレシピでも付けてくれたんか?」 そう思いながら折り畳まれた紙を開いてみる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆ つかいかた ☆ 1.まず、服を脱ぎます 2.そして、直立不動の姿勢をとります 3.上体を後ろにひねりましょう 4.こんにゃくを片手に持って、あとはお尻をペチン、ペチンと叩くだけ! ◎ワンポイントアドバイス 時間は5分から30分くらいかけてやりましょう! 最初は真顔で、終わりのほうは恍惚感溢れる表情だとグッド! 5.使い終わったこんにゃくは細く切って近くの川に流して供養しましょう! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 巛彡ミミミミミミ彡 巛巛巛彡彡彡彡 | . \、 ,/ #| | 《;.・;》 《;・;.》. .| (6. ⌒ ) ・・)'⌒ヽ6) | ┃iuUuui.┃ ..| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ┃|,-v-、|┃ | < ナメとんのかああぁぁっっ!! \ ヽニニノ / \__________ ヽlー--ーイ γ⌒" ̄ `Y" ̄`⌒ヽ /´ 、 ¥ ノ `ヽ. さすがのノリさんもついにキレた。 思わず説明書をビリビリと破いてしまう。 殺し合いの武器としてこんにゃくが支給された上に、食品を冒涜する説明書を付けられれば致し方ないのだが。 ノリさんは破り捨てた説明書を地面に叩きつけ、さらにそれをひとしきり踏みつける。 興奮して息を荒げたノリさんだったが、次第に虚しさに心を支配されてゆく。 「はぁ……何をやっとるんや、ワイは」 ため息混じりにこんにゃくをデイバッグへと戻す。 そして、何かきちんと役に立つ武器はないのかと再びデイバッグを探ろうとしたその時だった。 「あ、あのぉ……ベイスターズの中村選手……でちゅか?」 語尾は可愛らしい。 ……だが、その声色は明らかに男のそれである。 ぎょっとした表情でノリさんが声のするほうへと振り返る。 そこに立っていたのは自分より同じくらいの年齢と思われる一人の男。 「あっ、すごい、ほ、本物だ」 その目は有名人に会えたという喜びでキラキラと輝いていたのだった。 * * * 巛彡ミミミ彡彡 巛巛巛巛巛彡彡 | | | ___、 ,_,l | =・ニ , 〔・={ |(6 ` _ 」 } | l ┃' ー-=-'┃ はっはっは、それはそれは……しかし、私がいればもう大丈夫ですよ! | 、 ┃ ⌒┃! |`ヽ、 ヽ、 ━━/ /ト、 フ.7 `ヽ、_ / | ~''x‐''''~~ / `ー/ | ,,イ;;;; 、 / | / | / 「さすが中村選手、頼りになりまちゅわ!」 ――プロ野球選手たるもの、ファンの前では紳士であるべきだ、それがノリさんの思いだ。 ファンに見てもらえないことにはスポンサーがついてこない、ひいては自分の報酬へと響いていく。 一度自分のいたチームが潰れた経験を持つ彼は、そのことを痛いほど理解していた。 だから、彼はファンの前ではあくまで紳士だ。その代わり、フロントにはその分もしっかり要求するのであるが。 「中村選手、なんてそんな他人行儀はやめてくださいよ。 こんな状況なんですから、お互い対等の関係でいきましょう」 「え、ええ……い、いいんでちゅか?」 「もちろんですとも。私と貴方は、この殺し合いの場で信頼し合える仲間にならなければいけないのですから」 ノリさんの目の前にいる妙な口調の男は、やはりというかなんというか、殺しに乗る気はないらしい。 一人心細くこのエリアを彷徨っていたところ、誰かの声がしたのでそちらに行ってみたところノリさんに遭遇した、ということらしかった。 ノリさん自身、殺し合いに乗るかどうかを思案していたところではあった。 (ま、ええか。武器もまだ見つかっていない今は殺しに乗りたくても乗れへんわ) それに、自分に対して目を輝かせる目の前のファンが殺しに乗らないのなら、自分もそうしてみるか、と思いつつあったのだった。 「どうです、是非とも私のことは"ノリさん"と呼んでいただきたい。 幸い、名簿にもそうやって載っていることですしね」 破顔一笑しながら目の前の男に語りかける。 見たところ、平々凡々、取り立てて何の力も持ち合わせていなさそうな一般人だ。 なれば、そこは自分がリーダーシップをとって引っ張ってやらねばならない、ノリさんはそう考えていた。 一応それは建前で、本音では自らが主導権を握って動きやすくなりたい、ということもあったのだが。 「は、はい……! それじゃ……ノリさん、よろしくお願いしまちゅ!」 そんなノリさんの思惑に気づく様子もなく、男は嬉々として頭を下げた。 「えー、それで、ですが。私は貴方のことをなんとお呼びすればいいですかね?」 「あたちでちゅか……? みんなからは"ぼっさん"と呼ばれてまちゅわ」 素直な物言いではあるが、ノリさんにはどうにもその語尾が気になる。 (ええ年して、なんちゅう言葉遣いやねん……) なるたけ棘のないよう、柔らかい物腰でそのことをノリさんは指摘してみるのだった。 「なるほど、ぼっさんですね…… と、ところで……その話し方は何かの癖、でしょうか……?」 すると、ぼっさんは慌てたように首と手を振りながら返す。 「ち、違うんでちゅ! あたちだって、本当なら普通に喋れるんでちゅ! でも、どういうわけか知らないけれど、こんな風にしか喋れないんでちゅ!」 泣きそうな顔をしながらぼっさんが弁解をする。 身体能力も人並み、その頭脳も人並みの彼がこの場で科せられた制限……いや、規制とでも言うべきか。 それは、そのコミュニケーション能力に対して規制をつけられてしまったのだ。 「いい年したおっさんがこんな言葉喋ってたら絶対怪しまれることくらい、あたちだって分かりまちゅ! でも……どうしても普通に喋れないんでちゅよぉ……」 ぼっさんがしょんぼりした表情へと変わる。 (ふぅん……そうとしか喋れへんなんて眉唾もんやが……ウソ吐いてる風にも見えへんわな……) うぅむ……と唸りながらノリさんがぼっさんの表情をうかがう。 「……分かりました、ぼっさんの言うことを信じましょう。 わざとそんな喋りをして怪しまれるんじゃ、ぼっさんにメリットが無さすぎますからね。 もし騙そうっていうのなら、もっと上手くやりますよ」 「よ、よかった……ノリさんに信じてもらえて嬉しいでちゅわ」 ぼっさんが安堵の表情を浮かべたその時。 カツン、と小石がアスファルトを叩く音が響き渡る。 その音に驚いたぼっさんがその身を竦め、ノリさんが音のする方へと呼びかける。 「誰や!!」 状況が状況だけに、"きれいなノリさん"の仮面が一瞬外れてしまう。 (いったい何者や……? こいつは殺しに乗っておらんかったが、次の奴もそうだとは限らへんで……) 身構えながら声のする方を睨みつけるノリさんだったが…… 音のする物陰から姿を見せたのは予想外のものだった。 「……お、女の子?」 きょとんとした表情でぼっさんが声を漏らす。 そう、物陰から出てきたのはパッと見10歳くらい、銀髪にゴスロリファッションに身を包んだ少女だったのだ。 「あ、あの……」 か細い声で少女が声を発する。 先ほどの自分の恫喝に怯えたのか、その身を震わせているのを見て、ノリさんはその行いを反省しながら、 「な、なんだ、女の子か……ゴメンね、急に大きな声出しちゃって」 と、再び"キレイなノリさん"モードに戻りながら声をかける。 (こんなガキまで殺し合いをさせられとるやと……? いったいどういうこっちゃ……?) ノリさんは訝しげには思いながらも、こんなところにか弱き少女を放っておくわけにもいかない。 「おじちゃんたちが怖いのかな? 大丈夫、安心して、ね?」 そうして跪きながら、その両腕を大きく広げる。 包容力のある大人であることのアピールだ。 「大丈夫、怖くないでちゅからね?」 ぼっさんも腰を曲げて少女と目線の高さを合わせる。 なんとかして怯えさせないよう、逃げられないよう必死だ。 二人の努力は実を結んだらしく、まだ少しおどおどした様子ながらも少女が物陰から完全に姿を現す。 つたない足取りでトコトコと二人の下へと駆け寄ってくると、そのままノリさんの胸へと飛び込んだ。 「う、うわ~ん! こ、怖かったよ~!!」 そのまま顔を埋め、しばらく泣きじゃくる。 「無理もないでちゅわ。ただでさえこんな真夜中だっていうのに、殺し合えなんて言われちゃったら……」 その心中を慮ってか、ぼっさんがポツリと吐き捨てる。 よしよし、とその頭を撫でながらノリさんが精一杯優しい声色を作った。 「よしよし、もう大丈夫だから、ね?」 「お嬢ちゃん、名前はなんでちゅか?」 ぼっさんの呼びかけに、依然として泣きじゃくりながら少女は答える。 「……ハルトシュラー」 「ハルトシュラー……あぁ、名簿にそんな名前もありまちたね」 得心したかのようにぼっさんがうんうん、と頷く。 一方、ノリさんの心中はこうだ。 (ハルトシュラー……閣下って確かなっとったな。この髪の色からして、どうも日本人じゃなさそうや) そのまま思考の海へとノリさんは飛び込む。 (閣下、とついとるからには、結構な家柄の令嬢とちゃうんか? つまり、もしワイがこの娘を護ってみせたら……) その時はきっと莫大な見返りがあるはず、ノリさんはそう推測した。 なんとも都合のいい推測ではあるが、今は少しでも都合よく考えておきたかったのだ。 「ハルトシュラー、じゃ呼びづらいから、ハルちゃん、って呼んでもいいでちゅか?」 「おっ、それはいいね。ハルちゃんもそれでいいかな?」 そんなノリさんの心中など知る由も無く、ぼっさんが一つの提案を出す。 特にそれを却下する理由も無い、むしろ警戒心を解くためには必要なことだと、ノリさんもそれに乗っかる。 対するハルトシュラーはしばらく無言で二人の顔を交互に見つめた後、小さくコクリと頷いた。 「……いいよ」 なんとかうまくいった、と安堵の表情をノリさんとぼっさんは浮かべた。 「ありがとうね、おじさんのことはノリさん、って呼んでくれていいからね」 「あたちはぼっさんでちゅ、よろしくね」 笑顔とともにぼっさんが握手をしようと手を差し出す。 しばらく迷いの表情を見せた後、ハルトシュラーはその小さな手でぼっさんの手を握り締めた。 「もう怖がらなくていいでちゅよ。おじちゃんたちが、お家に帰してあげまちゅからね」 「……ありがと」 強張っていたハルトシュラーの表情も、少しずつ和らいでいくのを見て、二人は大きく胸をなでおろしたのだった。 【C-4 東側埋立地路上/1日目・深夜】 【ノリさん@なんでも実況J】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、こんにゃく@ニュー速VIP、参加者名簿@現実、不明支給品0~1 [思考・状況] 基本:生き残る、人前では殺しに乗らない 1:ぼっさんと共にハルトシュラーを保護、生還して見返りを狙う 2:加賀を探し出して合流したい ※こんにゃく以外の不明支給品は確認していません ※参加者の「加賀」をベイスターズの加賀投手のことだと勘違いしています 【ぼっさん@ニュース速報】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品1~3 [思考・状況] 基本:殺し合いには乗らない 1:ノリさんと共にハルトシュラーを保護 ※会話能力に規制がかけられており、常に語尾がおかしくなっています * * * (……チョロいですわ) 目の前で安堵の表情を浮かべる中年男二人を見て、ハルトシュラーは内心毒づいた。 彼女の正体は時に魔王とも称されるほどのもの、その外見に騙されてはいけないのだ。 彼女自身、パロロワと称して様々な殺し合いを描く者たちの存在は知っていた。 そして、それをなんとも下らぬ児戯であるとして内心見下していたのだった。 ところが、いざ自分がそれに巻き込まれてしまった時に彼女は考える。 殺し合いに乗るのは自分が見下した行いに加担するようで気に食わない。 かといって、座して死を待つのもまた腹立たしい。 創作の舞台は、己が主張を作品に乗せてぶつけ合う一つの戦場である。 話し合いも無くは無いが……それで互いが分かり合えることなど少ないことを彼女は知っている。 それぞれが自分の哲学をぶつけているわけなのだから、最悪平行線を辿る不毛なものなのだ。 そんなところで議論をするくらいならば、作品で自分の思いを語るべきだ。 圧倒的な作品のクオリティを前にすれば、議論など起こらずただ黙ってしまうしかない、そんな光景だってごまんと見てきた。 ゆえに、彼女は最初から誰かと手を組んでこのゲームに立ち向かうことを無謀だと断じていた。 所詮人間など、心のうちでは何を考えているのかは分からない。 見知らぬものと仮初めの同盟関係を結んだところで、それが瓦解すれば一巻の終わりではないか、と。 積極的に殺しに乗るのも気に食わない。 座して死を待つのも腹立たしい。 チームを組んで立ち向かうのは無謀なこと。 おおよそ取り得る選択肢がほとんど塗りつぶされてしまったわけだが、それでも決断しないわけにはいかなかった。 そして彼女は決断する。 死ぬのは論外、かと言って誰かと手を組むのも難しい。 ならば、思惑に乗せられているようで癪だが、生き残るために殺しに回ろう、と。 そこまで考えた時に彼女は一つの事実に気づく。 彼女は「自身の設定を自由に変えることが出来る」というインチキめいた設定を持ち合わせている……はずだった。 だが、適当な武器を召還しようと力を込めても何の反応も無い。 (武器に関しては支給品に限定されているからかしら……?) 無理やり納得させたハルトシュラーは、続いて「自分は100メートルを8秒のペースでいつまでも走り続けられる」、そう自分を設定しようとした。 しかし、走り出してみるとその速度はあまりにも鈍い。外見年齢である10歳の少女のそれとほぼ等しいのだ。 (何よ……自分の設定を変えることが出来ないというの……?) ハルトシュラーは歯噛みする。 拳法の技術や日本刀を用いた剣術に関しては体が覚えているのかもしれないが…… それを発揮するための道具や筋力に乏しい今の自分は、ただの10歳の少女にすぎない。 誰かに襲い掛かられたらひとたまりも無いのだ。 (こうなったら……発想を変えるしかないか) 身体能力が大幅に制限された今、彼女が最大限に生かすことの出来る武器とは何か? それが、この"10歳の少女"という外見である。 相手が殺し合いに乗り、その能力なり技術なり武器なりを持ち合わせているのなら話は別だが。 そうではない穏健派からすれば、自分はまず間違いなく保護の対象になるであろう。 そうして庇護されながら、隙を見てチームを崩壊に導いていこう。 人々の間を渡り歩きながら装備を整え、体力を温存し…… 最後の局面で持てる力を出し切って壁を乗り越え、そして帰還する。 そう決めた彼女の耳に、男の大きな声が飛び込んできた。 「ナメとんのかああぁぁっっ!!」 どうやらすぐ近くに別の参加者がいるらしい。 (……この声の主が殺し合いに乗っているようなら危ないけれど……) 逆にその存在を確かめさえすれば、情報を振りまく好機にもなり得るわけで。 これこれこういう人が武器を振り回していたの、と穏健派に告げればいずれは包囲網が出来るはずだ。 大人が相手なら状況を考えて疑われることもあるかもしれない、が無垢な少女の外見をした自分なら話は別だ。 真実も巧みに織り交ぜて自分の行いを信じさせなければ、いざ裏切る時に失敗しかねない。 (……ここは慎重に様子をうかがうとしましょうか……) 周りを気にしながら声のした辺りを目指したハルトシュラー。 辿り着いた時には既に先客がいたらしく、なにやら会話を交わしているようであった。 殺し合いに乗っているのなら、暢気にお喋りに興じることも無いだろう、彼女はそう推測する。 物陰から様子をうかがった彼女は、頃合いを見計らって足元にある小石を軽く蹴飛ばした。 二人の男の声以外には特に音もしないこの場所では、小石が跳ねる音でさえよく響いた。 狙い通り、筋肉達磨の男が気づいたらしく、こちらを怒鳴りつける。 細工は上々、あとは"無垢な少女"を演じればいい。 そう設定することが出来れば楽だが、それが出来ない以上は口調などに気をつけて振舞わねばならない。 普段のような淡々とした、見た目とは異なる大人びた口調では何かと誤解を生みかねない。 ただ、目の前にいるのは脳髄まで筋肉まで出来ていそうな男と、うだつの上がらない中年男の二人。 あまり頭が回るようには見えないだけに、当面の肉壁としては悪くない、彼女はそう思う。 (最悪、この二人に連れ回されていた、ってことにして乗り換えるという手もアリよね) いたいけな少女を連れ回す二人の中年男。 状況が状況なら社会的に死んでしまう可能性は大だ。 (それが出来なくとも、私に支給されたこれを使えば……) 銃器や刃物の類が支給されなかった彼女が、懐に手を伸ばす。 中には小さな薬瓶が一つ、中は液体で満たされていた――いわゆる毒薬である。 集団に取り付いてそれを中から崩壊させるにはうってつけの代物と言えた。 (よし、行くとしようか) そう呟き、ハルトシュラーは怯える少女の顔を取り繕う。 そして、瞳に涙を浮かばせて二人の男の下へと駆け寄る。 ……彼女がほくそ笑んでいたのを、二人の男は知る由も無かった。 ハルトシュラーは、無垢な心を持つ幼女ではない。 修羅の心を持つ妖女だった。 【C-4 東側埋立地路上/1日目・深夜】 【ハルトシュラー閣下@創作発表】 [状態]:健康 [装備]:何かの毒薬 [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品0~2 [思考・状況] 基本:10歳の少女を演じながら、ステルスマーダーに走る 1:ステルスマーダーとして二人を扇動したい 2:場合によっては毒薬の使用も検討 ※身体能力の一切が10歳の女の子並みに制限されています ※召還術も使えません、自分の設定を変えることも出来ません ※拳法の技術や、剣技は体が覚えていますが、筋力などがついていきません ※毒薬の成分、効果等については、次の方にお任せします 【こんにゃく@ニュー速VIP】 低カロリーの食品として長らく愛されている食品である。 主におでんをはじめとした煮物の材料にされることが多い。 また、2007年秋に香川県高松市在住の女子大生(当時)が提唱した通称「ペチング」と呼ばれる行為も2chでは有名 なお、日本国内で生産されるこんにゃくの9割は 群 馬 県 産である グンマーとの関わりについては……リレーをされる方にお任せします No.21:命も賭けずに殺し合いとな!? 時系列順 No.23:バカとノートと機関銃 No.21:命も賭けずに殺し合いとな!? 投下順 No.23:バカとノートと機関銃 ノリさん No.49 銭闘民族の特徴でおまんがな ぼっさん No.49 銭闘民族の特徴でおまんがな ハルトシュラー閣下 No.49 銭闘民族の特徴でおまんがな
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涙の中にかすかな灯りがともったら ◆shCEdpbZWw 嗚咽が、噛み殺したような鳴き声が、うらぶれた雑居ビルの間に響き渡った。 吹き抜けるそよ風は、錆びついた鉄の匂いを帯びており、空虚な雰囲気に拍車をかける。 そんな錆びついた非常階段には三つの人影が並んでいた。 二人の女に見下ろされるような格好で、二頭身の黒服男――クラウドさんがむせび泣いている。 「……くっ……うぅっ……」 涙はこぼすまいと努めるも、そんな理性を上回るほどにクラウドさんの心中は無念さに支配されていた。 それをオロオロと見つめるばかりの日本鬼子に、少しばかりの苛立ち交じりに見つめるのは鬼女だ。 三人が出会ってものの数十分。 その間に転機となるべき定時カキコが行われた。 進入禁止となるエリアの発表に加え、行われたのがここ六時間での死者の発表だった。 既にその目の前でMSKKの死を見届けたクラウドさんが、最もその生命を案じていた男。 レベル男の名を、居並ぶ死者の中に見つけたその瞬間、クラウドさんは膝からガクッと崩れ落ちた。 そのまま鉄サビなど意に介することもなく突っ伏して、声を殺して泣き続けた。 ほんの僅かの間とはいえ、生死を共にした男の死。 それはクラウドさんに言いようのない悲しみと、自信に対する慙愧の念を同時にぶつけてきた。 「例え悪い結果だとしても気を落とさないこと」、これは先刻鬼女が発した言葉だ。 それはクラウドさんとて重々承知はしている……しているが、事実として自分が護れなかったことはそんな言葉も吹き飛ばしてしまった。 「あ、あの……クラウ……」 見るに見かねた鬼子が言葉を絞り出そうとしたその時だった。 「いつまでクヨクヨしてんのよっ!!」 怒号を叩きつけながら、鬼女が首根っこを掴むようにしてクラウドさんを引き起こす。 クラウドさんのその小さな体に合わせるように、片膝を突いて鬼女が真っ直ぐクラウドさんを見据えた。 対するクラウドさんは、涙を浮かべながらも決してその視線を外そうとはしなかった。 「私言ったわよね!? 殺されちゃった時はもうどうしようもないって! 卑屈になるのは間違いだって!! 悪いのは全部……全部殺した人なんだって!!!」 一つ言葉を並べるごとに、鬼女はその語調を強めていく。 決してそれはクラウドさんにだけ叩きつけられたものではない。 この忌むべき殺し合いに乗った連中に向けてぶつけられたようなものだった。 それは目の前のクラウドさんも、そして傍らの鬼子も分かっていた……だからこそ、二人とも言葉を挟むことは出来なかった。 「アンタは……アンタはどうせこう思ってるんでしょ……! 『ボクが護れなかったから、あの人は殺されちゃったんだ』、って……!」 クラウドさんがコクリと小さく頷く。 事実、鬼女の言葉は図星であったからだ。 「正義の味方気取ってるけど、所詮一人だけの力でやれることなんて限られてるのよ! アンタがどれだけ力を持っていたとしても、一人だけで全員を護れるだなんてのは思い上がりもいいとこよ!」 「そんなの……そんなの分かってるよ!」 ついにクラウドさんもせき止めていた感情を爆発させるかのように口を開いた。 「だけど、自分の力で出来るだけのことをやろうと思うことの何が悪いっていうの!? ボクは、ボクの力で出来るだけの人を護りたかった……それが出来なかった自分を責めることぐらい……」 「それが現実だって言うのよ!」 「現実……?」 鬼女も一歩も引かない。 ここでクラウドさんの精神が崩壊するようでは、戦闘能力に乏しい自分たちの危機をも意味するからだ。 (冗談じゃないわよ……! 荒療治かもしれないけど、この子にはシャンとしてもらわないと困るのよ……!) もし、自分の言葉に打ちのめされてしまうようならば、それまでの人間だった……鬼女はそう割り切ろうとしていた。 「そう、アンタ一人じゃ、全員を護りきれっこない……それが現実よ…… そして、それをアンタは受け入れなきゃいけないのよ!」 「だからって……! それを認めちゃったら、ボクがボクである存在意義が……!」 「人の話は最後まで聞きなさいよ!!」 クラウドさんの言葉を遮って、鬼女がもう一度ジッと見つめた。 まるで吸い込まれそうな瞳に、思わずクラウドさんも言葉を詰まらせた。 「どうして一人でなんでもかんでも抱え込もうとするのよ! そんなに私や鬼子ちゃんが信用できないの!?」 「だ、だって……」 「そりゃ、私たちはアンタみたいにあの猫妖怪を正面から撃退できるだけの力は無いわよ…… でも、それが出来るアンタだって、結局殺しまくってるクズたちの前じゃ私たちと五十歩百歩よ! 何も出来ていないってことにかけては、アンタと私たちに大した違いは無いわよ!」 「そんな……」 自分のアイデンティティを真っ向から否定されたクラウドさんは、もう心が折れそうになっていた。 ただでさえ痛感していた自分の無力さを、ここまで容赦なく突きつけられることなど、今までに経験していなかったのだ。 レベル男を喪った悔しさから流した涙と、別の種類の涙がうっすらとその瞳に浮かび始めた。 「……だからさ」 それを押し留めたのは、先ほどまで忌憚ない言葉を浴びせていた鬼女だった。 「一人じゃどうにもならないんだったら……みんなでなんとかするしかないでしょ!?」 「みんな……で?」 「そうよ……"みんなで"、よ」 自分が皆を護るという意識の強いクラウドさんからすれば、皆で手を取り合って立ち向かうという発想はすっぽりと抜け落ちていた。 浮かびかけた涙もすぅっと引いて、キョトンとした目で鬼女を見据えた。 一方で、鬼女からすればそれこそが当然の思考であった。 所詮は一介の市民に過ぎない鬼女は、それ単体の力だけを見れば大したことは無い。 だが、時として皆を戦慄させる"鬼女ネットワーク"を駆使し、彼女たちなりに巨悪へと日々立ち向かっているのだ。 時にそれが行き過ぎになるきらいこそあるものの、一人一人ではとても出来ないことを皆で手を取り合えば出来ることを鬼女は誰よりも知っている。 「……いい? 誰かに頼るなんてことは別に恥ずかしいことじゃないのよ? 人には誰にだって得手不得手ってものがあるんだから……自分一人でなんでも出来るなんてのはただの思い上がりよ」 「思い上がり……か」 「誰かを支えて、そして誰かに支えられて生きている……それが社会の理ってもんなのよ。 猫野郎みたいな殺し合いに乗ったクズはそんな簡単な事さえ忘れちゃってる奴なの。 そんなクズに鉄槌を下すならね……そんな社会の道理ってもんを叩きつけてやりゃいいのよ!」 クラウドさんにとって、このバトルロワイアルは今までの自分というものを粉々に粉砕するだけのイベントだった。 自分は誰かを護れるほどじゃないという現実を突き付けられ、それに思い悩んだりもした。 だが、ここにきて新たな考えを示してくれるようなそんな人物との邂逅を果たすことが出来た。 それは、今までなら単に護る対象でしかなかったような、そんな人物。 「ボクにも……出来るのかな?」 「アンタ一人じゃ無理よ……だからこう考えなさい」 そこまで言った鬼女が、初めてその口元にうっすらと微笑を浮かべた。 「"みんなで"やれば、何でも出来るって」 すると、鬼女の勢いに乗せられたかのように、今度はこれまで沈黙を守っていた鬼子が一歩前に進み出た。 「クラウドさん……もう忘れちゃったかもしれませんがもう一度言わせてくださいね」 そして自分の手をそっとクラウドさんの手と重ねた。 「私も協力出来ることがあれば協力します……だから、一緒に頑張りましょう……ね?」 そう言って重ねた手をギュッと握りしめた。 クラウドさんは思わず赤面すると同時に、コクリと頷くことしか出来なかった。 そんな二人の様子を見て、やれやれと言わんばかりに鬼女は小さくため息をついた。 「ありがとね、鬼子ちゃん……途中で止められたらどうしよう、って思ってたわよ」 「私も鬼女さんの文字通り鬼気迫る態度にはビックリしちゃいましたけど……」 すると、鬼子は鬼女に顔を向けて柔和な笑顔を見せた。 「別に鬼女さんはクラウドさんのことをただ単に責めてたわけじゃないってことは……なんとなく分かりましたから」 「……へぇ」 思わず鬼女が感心したような表情を見せる。 「鬼女さんと会ってからまだそんなに経ってませんけど……そんなことする人じゃないってことはなんとなく分かります。 人の心に棲む鬼と対峙してきた私には、それがなんとなく分かるんです」 「さっきは、鬼気迫るって言ってたじゃない」 「人は時に、心を鬼にしてでも事を為さねばなりませんから……それが今だった、というだけのことですよ」 「鬼子ちゃんには敵わないや」 そう言って二人は思わず笑い合った。 つられるようにして、クラウドさんもまた涙の跡の残る顔にうっすらと笑顔を浮かべたのだった。 未だに涙で滲むその瞳に、新しい光が微かに灯った、そんな瞬間だった。 * * * 「……それにしても本当にふざけてるわね」 PDAを手に鬼女が吐き捨てた。 画面には定時カキコの情報が映し出されている。 この六時間で脱落……即ち命を落とした参加者十五人の名前が煌々と映し出されている。 だが、その名前のどれもが凡そ人の名前とは思えないものばかりだったのだから。 「ゆうすけ、ってのはまだギリギリ分かるわよ……でも他の連中はどれもこれもそうとは思えないじゃない」 「……ということは、鬼女さんみたいに自分の名前を忘れさせられてるということですか?」 「その可能性はあるわね……」 そこまで思考を巡らせ、鬼女はチラリとクラウドさんへと視線を向けた。 クラウドさんは鬼子に抱きかかえられるようにして、鬼女のPDAを覗き込んでいた。 時々鬼子が顔をほころばせながら「……もふもふ」と呟いては、それを「やめなよ」と窘める様子が見られた。 段々鬼女としても止めるのが面倒になって来たので、もうそれをそのままにしてある。 だが、よくよく考えてみれば、二足歩行とはいえこんな大きさで動き回って人間と意思疎通をする動物を鬼女は見たことがない。 それはクラウドさんだけじゃなく、鬼子に関してもそうであったのだがひとまずそのことは思考の片隅に留めておくことにした。 鬼女がここまで出会ってきたのは鬼子にモララーというクズ猫(名前はPDAで把握した)、そしてこのクラウドさんの三人。 その全員が自分のような人間――ホモ・サピエンスとはまるで姿形の異なる生き物なのだ。 しかし、鬼女は見ている。 あのひろゆきがこのバトル・ロワイヤルの開幕を高らかに告げた会場には自分以外にももっと多くの人間がいたはずだと。 そんな人間と、未知なる生物をごった煮にして殺し合わせるのはどういうことだろう……鬼女はそう考えていた。 「……ねぇ」 「何?」 たまらず鬼女はクラウドさんに問いかけた。 「さっきあなたが言ってたモノウルッテレ……なんだっけ、まぁいいわ。 それってここに載ってるレベル男、って人の事でいいのかしら?」 「多分……そうだと思うよ」 レベル男はMSKKと同じようにモララーの手にかかっていたことが読み取れた。 あの時自分が相手を無力化しておけば、とクラウドさんはまた自分を責めそうになるのをグッとこらえた。 「その人は……その人間だったの? 私みたいな」 「……え? そうだったけど」 「じゃあ、最初に殺されちゃった、っていうMSKKって人は……」 「う~ん……身長はお姉さんの半分くらいかな。お饅頭に胴体と手足が付いて歩いてるようなそんな感じの人だったよ」 「何よそれ……」 思わず鬼女は呆れ顔に変わる。 目の前の鬼子が「お饅頭……」と目を輝かせるその暢気さもまた呆れを加速させた。 何はともあれ、この殺し合いに招かれた者たちの姿形はまるで統一感のないものであることを鬼女は痛感したのだった。 「……なんにせよ、あのクズ猫みたいなのが他にもいるわけだからね…… たとえ相手が人間に見えなくたって、注意するに越したことは無いわね」 「そうですね、どうやらクラウドさんのおっしゃってたお二人以外にも、あのモララーという猫は別に一人手にかけたようですし」 クラウドさんを弄る手を止めずに、それでいて真剣な表情で鬼子も鬼女に続いて発言した。 定時カキコではここまでの殺害者も公開されていた。 十五人の命を奪った参加者の数はしめて八人。 鬼女たちからすれば、それは当面注意しなければならない者たちの名前でもある。 「でも、裏を返せばこの八人さえなんとかしちゃえば当分は安心かしらね」 「……そうだといいんだけどなぁ」 「どういうことよ」 思わずポツリと呟くクラウドさんの言葉に鬼女がすかさず反応する。 「だって、あの猫みたいに自分から仕掛けてくるようなのばかりとは限らないじゃない。 もしかしたら、ある程度人数が減るまでは力を温存するために殺し合いに反対するフリをしている人だって……」 「待ちなさいよ、もしかして私たちがそうなんじゃないか、って言いたいの?」 「いや、二人がそういう人じゃないだろう、ってのは分かるけど……」 「……でも」 鬼女が噛みつくところを割って入ったのは鬼子の言葉だった。 「クラウドさんの言うことも分かるんです…… 心に巣食う鬼を巧みに言葉や態度で包み隠しながら、その牙を研いでいるような人がこの世には確かにいるのです。 ましてや、今は状況が状況です……そんな人がいるかもしれないと心に留めておくだけでも危険はかなり回避できるのではないでしょうか」 「鬼子ちゃんの言うことも一理あるんだろうけどさ……そんなの注意しようがないじゃない」 「そのあたりは私にお任せくだされば」 「……鬼子ちゃんなら、そんな奴を見破れるってこと?」 「……たぶん」 縋るにはずいぶんとか細すぎる蜘蛛の糸を前にし、鬼女は再びため息をつく。 それでも、ここでいつまでも立ち止まっているわけにはいかなかった。 立ち上がって、尻のあたりを軽く叩きながら、二人を鼓舞するように鬼女は言う。 「……とにかく私たちがあの猫野郎のようなクズに立ち向かうにはもっと仲間が必要よ。 きっと三人でもまだ手に余ると思うもの」 「では、誰と接触するかは私にお任せできますか?」 「そうね……そこまで言うなら鬼子ちゃんに任せてもいいかもね。 そこから相手の本音を探るのは私の役目かしら」 クラウドさんとの接触を決めたのも(半ば可愛さに目が眩んだとはいえ)鬼子の意思によるものが大きかったということもある。 それ故に、結局は鬼女も鬼子の進言を容れることとなった。 その相手の真意を見極めるのは、物怖じせずに言葉をやり取りできる鬼女自身が手を挙げた。 「それじゃあ、ボクは何か危ないことがあったら真っ先に立ち向かう役目、かな?」 「……でも、捨て石になろうだなんて考えないでちょうだいよ? 死んじゃったらどうにもならないの、最悪の場合は逃げの一手を選んだって誰も責めやしないわよ」 「……分かってるよ」 そして、結局護衛役には一番腕の立つクラウドさんがなし崩し的に収まることとなった。 護ることに強いこだわりを持つクラウドさんに、鬼女は一抹の不安を感じてはいた。 だが、それ以外の役目をこれといって思いつかなかったばかりに、これも受け容れざるを得なかった。 「とにかく、モララー以外の七人のクズの情報を集めるためにも、人を選んでどんどん接触しないとね」 「そうですね……きっと私たち以外にも同じように集団で行動を共にする人もいるはずです」 「そんな人たちに会えたらいいのかな」 思い思いの考えを口にしながら、三人が短くも濃密な時間を過ごした雑居ビルを出たその時だった。 ――見るも無残な左手をした、直垂に袴姿、烏帽子を被った男が倒れているのを見つけたのは。 * * * ズルズルと、足を引きずるようにして一条三位は夜明けの街中を彷徨い歩いていた。 彼からすれば、見るもの全てが新鮮なこの街を楽しみながらも、ただ無為にふらついているわけではなかった。 「……ひとまずはあの高い塔のようなものを目指すとするかの」 視線の先にあったのは、周囲のビル群より一際存在感を放っていた建物――近鉄百貨店であった。 彼の住まう都では決して存在し得なかったほどの高さで聳え立つ建物に、一条三位はとりわけ心魅かれていた。 「あれだけ大きい建物ならば……籠城できる場所などごまんとあるはずでおじゃる」 実際、その内部は幾度かの抗争により滅茶苦茶になっていることを、一条三位が知る由もない。 ただただ、まるで火に吸い寄せられる夏の虫の如く、一心不乱に一条三位は近鉄百貨店を目指した。 ……だが、レベル男とモッピーとの戦いで一条三位が受けたダメージは甚大なものであった。 とりわけ、イオナズンによるダメージは急所こそ外れていたとはいえ、本来ならば行動不能に陥ってもおかしくないものだ。 それでも、勝利への意志……即ち生還しzipの桃源郷を創るという強い意志と、見ず知らずの街並みに対する強い憧憬。 その強い精神力で今の一条三位はどうにか体を動かすことが出来るという状態だった。 必然的にその歩みはのっそりとした重苦しいものへとなっていく。 愛用の日本刀を杖代わりにしてゆっくり、ゆっくりとその歩を一条三位は進める。 ゲームキューブを切りつけ、モッピーを突き刺した日本刀は確実にその切れ味を失っていた。 さらに、イオナズンの爆破の衝撃で、左腰に挿していた鞘はその用を成さぬほどにボロボロになってしまっていた。 その結果、抜身の刀を知らずとはいえアスファルトに突き立てながら歩くものだから、刃こぼれはさらに加速する。 目指す近鉄百貨店が徐々にその姿を大きくする頃にはすっかり日本刀はなまくらと化してしまった。 しかし、一条三位はそのことに気付かない。 気付かない、といえばもう一つ。 一条三位は時刻が六時を過ぎたにもかかわらず、未だに定時カキコを見ていなかった。 zip蒐集を生業とする彼がPDAの扱いを知らぬというわけはない。 ただ単純に、時間も忘れて近鉄百貨店を目指していたばかりに、大事な情報が流れているのにも気づいていなかった。 これが、後からでも見返すことのできる"定時カキコ"というスタイルであることが一条三位にとっては幸いしてはいる。 が、自らの所業が晒されているということには、今の一条三位は完全に無自覚であった。 「ま、まだでおじゃるか……?」 当の一条三位は、いつまで足を動かしても近鉄百貨店に辿りつけないことに苛立ちを感じつつあった。 確かに見る景色に心を奪われたりすることはあったものの、寄り道の出来るような身体ではない。 一直線に近鉄百貨店を目指していたはずだが、一向に目的地に近づいているような感覚が無かった。 それはつまり、本人の想像を超えて体力が失われていることの証左でもあるのだが。 「まったく……麿が何故に歩かねばならぬでおじゃるか…… 普段ならば従者に牛車でも引かせて雅に動くところで……」 少しずつ愚痴も漏れ始めたその時だった。 「……でクヨクヨしてんのよっ!!」 「!?」 ビル街に響き渡る女の怒声に、思わず一条三位は辺りを見回した。 声の発信源は遠くない……むしろすぐ近くであるように思えた。 「……むふふ、場も弁えずに大声を張り上げる間抜けがおるようじゃな…… ちょうどよい、この刀の錆にしてくれようか……それとも先程手にしたあの南蛮風の槍で……」 屍を築き続けることが、zipの桃源郷を創る最短ルートと信じて疑わない一条三位は、思わぬ獲物の出現に顔を醜く歪ませた。 ひとまずは声のする方へそろり、そろりと忍び寄ろうとして…… そこで体力の限界が訪れた。 裏路地にその体を滑り込ませたその時に、何でもない段差に一条三位が躓く。 「うおっ!?」 膝から崩れ落ちるように地面を舐めた一条三位は、すぐさま体を起こそうとする。 ……が、身体に力が入らない。 「ど……どういうことで……おじゃるか……?」 左手の一部を吹き飛ばされただけではない。 イオナズンの爆発による衝撃は身体全体にもダメージを与えていた。 そんな身体で、アスファルトを歩くにはお世辞にも適したとは言えない靴で数時間も歩き続けたのだ。 最早、精神力で肉体をカバーするには足りないほどに、一条三位は消耗しきってしまっていた。 「こ……こんなところで……!」 最後の気力を振り絞って数m這いずるが、それが精一杯だった。 目標とする雑居ビルを目の前にしたところで……一度一条三位はその意識を手放したのだった。 * * * 「ちょ、ちょっとどういうこと!?」 「だ、大丈夫ですか!?」 変わり果てた姿で倒れる男を目の前にし、思わず鬼女と鬼子が驚きの声を上げる。 鬼子に至ってはすぐさま駆け寄って助け起こそうとしたその時だった。 「……ちょっと待って!」 二人に出会ってから、一番大きな声を張り上げて制したのはクラウドさんだった。 地に伏せる一条三位に駆け寄っていた鬼子もピタリとその足を止めて振り返った。 勿論、鬼女も同様に傍らのクラウドさんを見下ろすような格好で視線を向ける。 「待って、って一体なんのつもりよ……」 「そうですよ、早く手当をすればまだなんとかなるかも……」 鬼子が焦りの色を濃くする。 先刻、この雑居ビルに入る時にこの男は倒れていなかった。 とすれば、ここ数十分の間にこの男はここに現れてそして倒れたのだということは容易に推測できた。 つまり、今ならまだ手を尽くせば助かるかもしれない、そう鬼子は考えていた。 「よく見てよ……その人が持ってる刀」 クラウドさんが指さす先には、一条三位が杖代わりに握っていた日本刀があった。 すっかりモッピーの血は乾いており、まるで赤錆のように刀身にまとわりついている。 それを見て鬼女は思わず目を丸くし、鬼子は小さくひっ、と悲鳴を上げた。 「な、なによ……じゃあこいつも人殺しのクズってこと……?」 「分からないよ……? モララーって猫妖怪みたいな人と会って、交戦せざるを得なくなったけど大ダメージを追って逃げてきたのかもしれないし」 「で、ですがこのまま放っておくわけには……」 思わずオロオロとする鬼子に対し、鬼女は意を決したかのようによし、と呟く。 「それじゃあ、そいつのPDAを見させてもらいましょ。 確か、本人の名前が出るはずよね……それでそいつの名前があの八人の中にあればクロ、ってことじゃない」 「それはそうですが……もしクロだとしたらその時はどうするんですか……?」 「決まってるじゃない、その時は……」 鬼女が口を開こうとしたその時だった。 『ひろゆき討伐PT募集Lv70以上@5まず後衛優先、とるあえず近鉄百貨店集合、詳細きぼうhさ、参加希望者はテルしてくあさい』 「「「!?」」」 突如として響き渡る男の声に、三人は思わず辺りをキョロキョロと見回す。 気絶した一条三位はそれでもなお、目を覚ます気配さえなかった。 「ちょ、ちょっと何!?」 「ぼ、ボクに聞かれても……」 「な、何か拡声器のようなものでも使っているんでしょうか?」 三人の狼狽えなど知る由もなく、声の主はさらに三度同じ言葉を発した。 合計で四度その声を聞けば、さすがに発信源はある程度特定することが出来た。 雑居ビルからほど近いところに聳え立つ近鉄百貨店……その屋上だ。 「な、何を言ってんだか半分くらいよく分からなかったけど……」 屋上の声の主の独特の言語センスに加え、やれレベルだの後衛だのという言葉を並べられては鬼女には成す術もない。 それはまた鬼子も同じ事であった。 「と、とりあえず『ひろゆき討伐』とか言ってたよね……?」 「はい……ということはこの人は味方、でしょうか?」 クラウドさんと鬼子が顔を見合わせながら呟くが、鬼女はそれを一蹴した。 「バッカじゃない!? あんなの罠に決まってるじゃない、罠よ!」 「わ、罠……ですか?」 「そうよ! あんなことしたら確かに人は集まってくるかもしれないわよ…… でも、それで集まってくるのは私たちみたいにひろゆきを何とかしようって人たちだけとは限らないのよ!? モララーみたいなハイエナが獲物が集まってくるところを狙ってくるかもしれないのよ!?」 「それは分かりますが……」 思わず表情を曇らせる鬼子などお構いなしに、鬼女はさらに言葉を並べる。 わざわざ裏路地を選んでまで慎重な仲間を集めようとしただけあって、鬼女は警戒心を緩めない。 「仮にアレが言ってるひろゆき討伐が本当の事だとしてもよ……? 私はそんな後先考えられないバカと行動するなんて真っ平御免よ!」 「う~ん……何だかあの声の人に、ボクと似たような匂いを感じるんだけどなぁ……」 「だとしたらなおのことよ……」 クラウドさんの嗅覚までも一顧だにせずに、鬼女はいそいそと荷物をまとめ始めた。 「ホラ、二人とも急いで! さっさとこんな危ないとこ離れるわよ!」 「え……それじゃああの人はどうなっちゃうの?」 「だから言ってるでしょ! なんでもかんでも護れる、ってわけじゃないのよ! 自分でバカやってる奴なんて自己責任よ! そんな奴護るくらいなら、もっと別のまともな人護るのに力使いなさい!!」 「あ、あの鬼女さん……」 「何よっ!?」 焦りからついつい鬼女は語気を荒げてしまう。 「この人はどうしましょうか……」 鬼子の指さす先には、倒れたまま目覚める様子のない男がいて、思わず鬼女も言葉を詰まらせた。 そもそも、まだ生きているかどうかさえ確認出来ていないその男は、殺人の禁忌を犯したかもしれないわけで、鬼女にとってはお荷物でしかない。 だが、目の前で倒れている男をそのまま捨ておくことは流石の鬼女とて出来なかった。 もし何かあったとしても、相手は傷だらけだし、こちらには腕の立つクラウドさんがいるということも鬼女の判断を変えさせた。 「……仕方ないわね、そいつは私とクラウドさんが交代で担いでいくわよ。 鬼子ちゃんは、そいつの荷物を持ってて。もしコイツが人殺しのクズだとしても、こんなボロボロで武器も奪われたら何も出来ないでしょ」 「分かりました」 「あなたも、それでいいわね?」 「分かったよ」 まず鬼子が、続いてクラウドさんが小さく頷く。 そこからの行動は迅速だった。 鬼子が、一条三位の傍らに転がったデイパックを拾い上げ、周りに零れた基本支給品をかき集めた。 鬼女とクラウドさんは倒れた一条三位がまだ生きていることを確認すると、二人で協力して鬼女の背中へと担ぎ上げた。 「準備はいいわね? 一刻も早くここから離れるわよ。 もし途中でこっちに向かってくるような善良な参加者がいれば、なんとかして止めるんだからね」 「うん」 「分かりました」 互いに頷きあって、三人は傷だらけの男を抱えて足早に雑居ビルを後にした。 その男の正体が白日の下に晒された時、果たして三人はどういった道を選ぶのだろうか。 【B-4・雑居ビル周辺/1日目・朝】 【鬼女@既婚女性】 [状態] 健康、疲労(中) [装備] なし [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~2、閃光手榴弾@現実×3 [思考・状況] 基本 殺し合いを打破する 1 鬼子とクラウドさんを信頼、協力する。 2 クラウドさんのやたら責任を抱え込む性格をなんとかしたい 3 殺し合い打倒派の協力者を集める(バカは願い下げ) 4 殺し合いに乗ったクズに会ったらその時は…… 5 屋上の男から一刻も早く離れる ※自分の本名がわからないため、仮名として『鬼女(おにめ)』と名乗ることにしました 【日本鬼子@創作発表】 [状態] 健康、疲労(中) [装備] グラットンソード@FF11 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ミキプルーンの苗木@ミキプルーンコピペ、一条三位のデイパック [思考・状況] 基本 殺し合いを打破する 1 鬼女さん、クラウドさんと協力する 2 クラウドさん可愛い 3 倒れていた男(一条三位)が心配 【クラウドさん@ゲームハード】 [状態] 健康、疲労(小)、悲しみ [装備] バールのような物@現実 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、エルメスのティーカップ@電車男、大盛りねぎだくギョク@吉野家コピペ [思考・状況] 基本 みんなと協力して、殺し合いから脱出する 1 鬼女と鬼子と行動。助け合いながら二人を護る 2 誰にも死んで欲しくない 3 モララーと男(一条三位)を警戒 4 屋上の男が気になる 【一条三位@AA】 [状態] 気絶、全身にダメージ(大)、左腕機能停止、ススだらけ [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本 優勝して、全てのzipが手に入る桃源郷を創る 1 ある程度回復するまでどこかに身を隠す 2 見た事のないこの町に興味 3 やっぱりzipが欲しい 【備考】 ※イオナズンを習得しました ※一条三位の持ち物(日本刀@現実、基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=01】)、グングニル@FLASH「グングニル」、きゅうり×10@なんJ、イオナズンの巻物@FLASH「イオナズン」 、ライター@現実、不明支給品×0~2)は日本鬼子が回収しました。 中身の分配に関しては次の書き手の方にお任せします。 ※一条三位がモッピーとレベル男のPDAを回収したかどうかも次の書き手の方にお任せします。 ※一条三位の持っていた日本刀@現実は鞘がイオナズンで破壊され、刀身もボロボロのなまくらになりました。 ※鬼女、日本鬼子、クラウドさんはブロントさんの呼びかけを聞きました。 ※一条三位はまだ定時カキコを見ていません。 No.78 存在があまりに大き過ぎた 時系列順 No.80 絶望ダディ/壊れた救世主 No.78 存在があまりに大き過ぎた 投下順 No.80 絶望ダディ/壊れた救世主 No.38 Bump of Belgianeso 一条三位 No. [[]] No.63 良識を持って行動してきた結果www クラウドさん No. [[]] No.63 良識を持って行動してきた結果www 日本鬼子 No. [[]] No.63 良識を持って行動してきた結果www 鬼女 No. [[]]
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【名前】チハ 【出典】軍事(実在戦車) 【AA】 <チハ図解> ___ ――――――――チハ坊:チハを自由自在に操る鋼鉄の騎士 ヽ==☆=/ / チハを愛し、チハに愛されることで通常の3倍の性能を引き出すぞ! ∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい ─┬=====┬─┬─┬ ――チハ主砲:「帝国の稲妻」と呼ばれたチハの必殺兵器 ヽ┴-----┴ 、/_ / / 57mmの巨大な砲弾で、機関銃巣もイチコロだ! ==||:|: :|: 「r-┴──o ______________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄ |ミ/// / ~~|ミ|丘百~((==___ ――――チハ車体:コンパクトかつチャーミィに仕上げられた形状には └┼-┴─┴───┴──┐~ ~ ' ' ' ' ' - ゝ -┤ 「極東の鉄の美少女」と、連合国も大絶賛! ((◎)~ ~ ~O~ ~ ~ ~ ~O~ ~(◎))三)──)三) ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ ――チハキャタピラー:敵陣地を踏み荒らし大陸を駆け抜け、 「地獄の大車輪」と呼ばれたその豪脚には、韋駄天ハインツもびっくりだ! 【人物】 九七式中戦車チハとは、第二次世界大戦で日本陸軍が使用した中戦車のこと 他の中戦車に比べてサイズが小さく、火力も控えめ、装甲も「紙」となんか不憫でかわいい 性格は気が弱くて泣き虫、少年口調。守ってあげたいかわいらしさ なにげに国語の知識がある。その意外性もかわいい。チハタソばんじゃーい 【特徴的な口調など】 【あだ名】 【能力と制限】 【解説】 帝国陸軍九七式中戦車チハは第二次世界大戦時に日本軍で主力で使われていた戦車である。 歩兵支援の戦車として作られたが、火力は低く、あたり方によっては一撃で壊れたため、最弱の戦車と揶揄されることが多い。 チハたん、などの愛称で呼ばれAAも作られた軍事版のマスコット的存在。 なお、今回はチハ坊は登場しない 他の軍事兵器たちと同じように直接脳内に伝える 以下、ネタバレを含む +開示する 本ロワにおける動向 【スタンス】 死にたくない 【勝利時の願い事】 【本編での動向】 登場話数 タイトル 出来事 No.35 ちはやぶる たらちねの 初登場 No.51 おっぱいなんて、ただの脂肪の塊だろ やる夫と出会う No.70 【悲報】やきう兄ついに出会う グンマーに狙われる No.75 アクシデントは突然に 外で待機してる 【キャラとの関係(最新話時点)】 キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 畜生マッマ 仲間 おば お姉さん 叱責されつつ動向 ちはやぶる たらちねの 一等自営業 通りすがり おじさん 看取る ちはやぶる たらちねの やる夫 協力 乗せる おっぱいなんて、ただの脂肪の塊だろ やきうのお兄ちゃん 仲間 【悲報】やきう兄ついに出会う グンマー 敵対 捕虜にする 【悲報】やきう兄ついに出会う いわっち 通りすがり アクシデントは突然に しぃ 通りすがり アクシデントは突然に 【最終状態】 【座標/場所/日数/時刻】 D-2/一日目・朝
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ep.525【田舎怖い】あるレスが解決の糸口に!?とんでもない事件の真相が発覚!「祭りに一緒に行った子が翌日◯んだ」をご紹介 2ちゃんねる レジェンドシリーズ 放送内容 参加メンバー Tomo K-suke その他 名前 コメント すべてのコメントを見る
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合計: - 今日: - 昨日: - リンク集 2ちゃんねる元住人のサイト ■交通量調査ポータル http //blog.goo.ne.jp/derby_round ■◆HOZlQYR1MY の作成サイト http //www.geocities.jp/zekkey_phs/ その他 ■高校1年生280人が市内交通量調査(東日新聞記事と学校HP) http //www.tonichi.net/news.php?mode=view categoryid=1 id=13327 http //www.toyohashi-ch.aichi-c.ed.jp/tys.php?07event/06kotsuryo/index.html ■千歳北陽高校の交通量調査 http //www.hokuyo.chitose.hokkaido.jp/gyouji.html